Nightmare Is A Dream Come True
日本の悪夢は世界の未来(悪い意味で)と題して、キュレーター村上隆による「Nightmare Is A Dream Come True」展が開催されるという。5月26日~6月21日までの間にあるらしい。
芸術にはあまり詳しくないけれど、戦後の復興から東日本大震災までの70年間の日本をラディカルに批判した宣言は読まされてしまった。最近は格差や貧困問題も次第に拡大し、社会の矛盾が至るところで生じている。また福島第一原発の事故では、戦後日本が推進してきた原子力政策は根底から否定されてしまった。あらゆる場面で今までの考え方、価値観では乗り越えられない局面に今の日本は直面しているのだということをあらためて感じさせられた。
http://gallery-kaikaikiki.com/nightmare/
芸術にはあまり詳しくないけれど、戦後の復興から東日本大震災までの70年間の日本をラディカルに批判した宣言は読まされてしまった。最近は格差や貧困問題も次第に拡大し、社会の矛盾が至るところで生じている。また福島第一原発の事故では、戦後日本が推進してきた原子力政策は根底から否定されてしまった。あらゆる場面で今までの考え方、価値観では乗り越えられない局面に今の日本は直面しているのだということをあらためて感じさせられた。
http://gallery-kaikaikiki.com/nightmare/
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7号企画募集中!
『零円』7号は今秋発行予定です。
それに合わせて、今回の企画を募集したいと思いますので、執筆者のみなさんをはじめ、こんな企画をやってほしいという方がいたらぜひぜひコメントください。
ちなみに、案として現在のところ、
一番飲みやすい青汁決定戦!があります。
生活習慣病などが、健康への関心はますます高くなっているといえるでしょう。
偏りがちな栄養を手軽に補給してくれる青汁は、ますます重要な存在になっていくはずです。
それに合わせて、今回の企画を募集したいと思いますので、執筆者のみなさんをはじめ、こんな企画をやってほしいという方がいたらぜひぜひコメントください。
ちなみに、案として現在のところ、
一番飲みやすい青汁決定戦!があります。
生活習慣病などが、健康への関心はますます高くなっているといえるでしょう。
偏りがちな栄養を手軽に補給してくれる青汁は、ますます重要な存在になっていくはずです。
ヴィクトリアマイル
ヴィクトリアマイル勝った。
人気からアパパネにしようとも思ったけど、最近の成績を見てホエールキャプチャに決定。
おしいところでいつも1位を逃していただけに、今回の勝利は彼女にとってとても大きい。
今回零円が買ったのは、
ホエールキャプチャ(単勝) 100円
ホエールキャプチャ(複勝) 100円
ホエールキャプチャ―アパパネ(馬連) 100円
の300円で儲けは600円程度。こういうときはもう少し買っとけばよかったと後になって思う。
勝ったときはもっと買っとけばと後悔。負けたら買わなければよかったと後悔。
賭けるかぎりは後悔からは逃れられないのが宿命。
人気からアパパネにしようとも思ったけど、最近の成績を見てホエールキャプチャに決定。
おしいところでいつも1位を逃していただけに、今回の勝利は彼女にとってとても大きい。
今回零円が買ったのは、
ホエールキャプチャ(単勝) 100円
ホエールキャプチャ(複勝) 100円
ホエールキャプチャ―アパパネ(馬連) 100円
の300円で儲けは600円程度。こういうときはもう少し買っとけばよかったと後になって思う。
勝ったときはもっと買っとけばと後悔。負けたら買わなければよかったと後悔。
賭けるかぎりは後悔からは逃れられないのが宿命。
吉本隆明『日本近代文学の名作』
最近本屋に行くとどこにいっても今年3月16日に87歳で亡くなった吉本隆明の特集が組まれている。
『日本近代文学の名作』も、特集のコーナーに陳列されていたものだ。こういう特集をやっているとついつい買ってしまう。その意味では本屋の特集もバカにできない。ついでに『書物の解体学』も買ってしまった。
本書は、視力が減衰してきた吉本氏に代わって、毎日新聞社学芸部の大井氏と重里氏が聞き書きの形式で書いたものである。その意味では、吉本氏と二人の記者の共同作業による著作ということができる。平易な文章で、日本近代文学における最重要人物24名について、その魅力が解説されており、吉本氏の思想の魅力の一端を伝えるとともに、日本近代文学を学ぶための入門書としても読めるだろう。
個人的な感想を言わせていただけば、最後に二葉亭四迷の『平凡』が扱われているのはうれしかった。
『平凡』は二葉亭が意図した文学始まって以来の徹底的な文学否定論と、現実に生まれた〝平凡〟な作品との乖離があまりにもはげしい小説で、その落差が研究のテーマになってきたという経緯がある。その意味では『平凡』だけを読んでいては、二葉亭が直面していた問題を考えることはできないに違いない。吉本が二葉亭では有名な『浮雲』ではなく、あえて『平凡』をあげているのは、読みやすさへの配慮なのかそれとももう少し深い理由があるのか。もっと吉本隆明の著作を読みたいと思った。
視力が衰えても言論の世界で生き続けた著者は、まさに思想界の巨人というにふさわしい。
今後もさまざまな研究者により、彼の言説は研究されていくことだろう。
『日本近代文学の名作』も、特集のコーナーに陳列されていたものだ。こういう特集をやっているとついつい買ってしまう。その意味では本屋の特集もバカにできない。ついでに『書物の解体学』も買ってしまった。
本書は、視力が減衰してきた吉本氏に代わって、毎日新聞社学芸部の大井氏と重里氏が聞き書きの形式で書いたものである。その意味では、吉本氏と二人の記者の共同作業による著作ということができる。平易な文章で、日本近代文学における最重要人物24名について、その魅力が解説されており、吉本氏の思想の魅力の一端を伝えるとともに、日本近代文学を学ぶための入門書としても読めるだろう。
個人的な感想を言わせていただけば、最後に二葉亭四迷の『平凡』が扱われているのはうれしかった。
『平凡』は二葉亭が意図した文学始まって以来の徹底的な文学否定論と、現実に生まれた〝平凡〟な作品との乖離があまりにもはげしい小説で、その落差が研究のテーマになってきたという経緯がある。その意味では『平凡』だけを読んでいては、二葉亭が直面していた問題を考えることはできないに違いない。吉本が二葉亭では有名な『浮雲』ではなく、あえて『平凡』をあげているのは、読みやすさへの配慮なのかそれとももう少し深い理由があるのか。もっと吉本隆明の著作を読みたいと思った。
視力が衰えても言論の世界で生き続けた著者は、まさに思想界の巨人というにふさわしい。
今後もさまざまな研究者により、彼の言説は研究されていくことだろう。
![]() | 日本近代文学の名作 (新潮文庫) (2008/06/30) 吉本 隆明 商品詳細を見る |
文学フリマ報告
ゴールデンウイーク最終日の本日、流通センターで開かれた文学フリマが終了しました。
零円出版では、『零円』の最新号の他に、『古典常識一問一答』と『動詞の活用練習帳』の2点を出品しました。

過去の出版物も含めると合計9点の出品。フリマに売り始めて2年目にもなると出品できるものも多くなってきます。ただ、創作物に新刊がないので、実質売れるものがほとんどないのが残念でしたが。

今回の『零円』新刊の特集は、「缶入りコーンスープ論―粒をめぐる考察を中心として―」と題して、どこのメーカーのコーンスープが一番粒が多いのかというテーマを中心に論文にまとめました。表紙のイラストはそれを意識して、円錐の方の「コーン」を使用。缶入りコーンスープお決まりのセリフともいえる「開ける前には必ずよく振ってください。」の言葉を添えました。
ブースに来てくれた方々がフリーペーパー片手にとり、振り振りして持ってってくれたことにはささやかなよろこびを感じました。持っていってくれた方ありがとうございました。

今回買ったのは(いただいたのも含めて)以下の7点です。ブースをぶらぶら見てあるいているとついつい色々買いたくなりますが、これだけに押さえました。楽しみにしていた『季刊レポ』が全部そろったのは今回のフリマの収穫の一つです。

零円出版では、『零円』の最新号の他に、『古典常識一問一答』と『動詞の活用練習帳』の2点を出品しました。

過去の出版物も含めると合計9点の出品。フリマに売り始めて2年目にもなると出品できるものも多くなってきます。ただ、創作物に新刊がないので、実質売れるものがほとんどないのが残念でしたが。

今回の『零円』新刊の特集は、「缶入りコーンスープ論―粒をめぐる考察を中心として―」と題して、どこのメーカーのコーンスープが一番粒が多いのかというテーマを中心に論文にまとめました。表紙のイラストはそれを意識して、円錐の方の「コーン」を使用。缶入りコーンスープお決まりのセリフともいえる「開ける前には必ずよく振ってください。」の言葉を添えました。
ブースに来てくれた方々がフリーペーパー片手にとり、振り振りして持ってってくれたことにはささやかなよろこびを感じました。持っていってくれた方ありがとうございました。

今回買ったのは(いただいたのも含めて)以下の7点です。ブースをぶらぶら見てあるいているとついつい色々買いたくなりますが、これだけに押さえました。楽しみにしていた『季刊レポ』が全部そろったのは今回のフリマの収穫の一つです。
